ただ、守るだけが警備ではないと思うのです。守るべきものの、あるべき姿を考え、最適な安心を提供すること。例えば、現金輸送。強いまなざしで周囲に存在感を示すことで、事件を未然に防ぐ。美術館の警備では、景観や雰囲気を損なわないよう、息をひそめて影になる。守る、だけでなく、そこにいるひとたちの想いにまで寄り添う。どんな立ち振る舞いが最適なのかを考える。調和する安心。それこそが、私たちが警備で大切にしたいことです。すべては、期待を超える安心を提供するために。いま必要な警備とは何かをひたむきに考え続けたい、私たちです。